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抜歯前にも栄養を

執筆者の写真: InnovatIon Inc.InnovatIon Inc.

歯科でも管理栄養士が活躍する時代になってます。


 

先日口腔外科で右上親知らず抜歯しました。




子供の頃から、歯には本当に悩んできました。



歯磨きもちゃんとして、家族の中で同じ物を食べてるのに、私だけ虫歯になる。歯並びが悪い。





それに、まさか栄養が絡んでいたとは。





栄養療法を勉強して、もう、納得するばかり。



血糖値の乱高下、鉄、亜鉛欠乏などが、口腔内の状態に影響します。




親知らずは4本とも変な生え方。




10年ほど前に、含歯性嚢胞という、真横に生えて、歯茎から出ていない親知らずの下に袋が出来て、オペをしました。その時は、歯のための栄養の大切さなんて知らず、しばらく食事も出来ず、まぁ、大変でした。





今回は上の、ほとんど歯茎から出ている親知らず。上は下ほどは辛くないとはいえ、抜くと上顎洞(鼻の空洞)と口腔内が交通する可能性があるとの事で、普通の歯科では無理で、口腔外科へ。



 


事前にタンパク質しっかり摂取したり、

高濃度ビタミンC点滴や、

マグネシウムうがい、

低血糖対策などしました。



鉄の摂取が少なかったのは反省。

 


歯医者で動悸や過呼吸、パニックになる方は、低血糖の可能性があるので、食べてから行くようにしましょうね。




 


CT画像では結構やっかいな症例だと言われたけど、麻酔もすぐ効いて、何度かミシミシいったあとスポッと。術中の出血も少なめ(これは、鉄欠乏の可能性もあり)。リスクとして言われた根っこが折れることもなく。

 



綺麗に抜けましたと、歯を見せてもらった時の先生のドヤ顔が素敵でした。

 



先生の腕のおかげですと言ったら、

満面の笑み。これがまた素敵で(笑)

 

 


出血が落ち着くまでは、ボーンブロス(アミノ酸補給)とファスティングドリンク(血糖値安定)飲みながら、ゆったり過ごしました。




あとは、傷の回復を待つのみ。



と思ったのも束の間、来月ももう1本抜歯が待ってるので、それに向けて、またしっかりと栄養摂ります。



抜歯する予定のある方、是非栄養を整えて。




 
 
 

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